リゾートバイト出発準備

リゾートバイトで確定申告が必要な人って?お金が返ってくる?

リゾートバイトで確定申告が必要?と書かれたアイキャッチ画像

 

毎年2月〜3月になると「確定申告」でバタバタする時期です。

さて。リゾートバイトで沢山お金を稼いだ皆さん。

 

冬も終えて季節も暖かくなり心もお財布もホクホクしている所だと思いますが

確定申告」の準備は進んでいますか?

 

ちえ
ちえ
確定申告は、簡単に言うと所得税を収める手続きのことだよ!
え?毎月の給料明細で「所得税」を払っているよ?
ちえ
ちえ
それはあくまでもざっくりとした金額だから、確定申告をして、本当に自分が支払うべき金額を帳尻を合わせる必要があるんだよ!
確定申告をしたらどうなるの?
ちえ
ちえ
払い過ぎてしまった分のお金は戻ってくるから自分が損をしない為にも大事なことなんだよね!
リゾートバイト全ての人がやらなきゃいけないの?
ちえ
ちえ
もちろん条件があるよ!詳しく説明するね!

ちなみに、確定申告が必要な方がそれをしない場合、追加徴税や延滞金の利息の督促がくるかもしれません。

確定申告は国民の義務なので、是非こちらの記事を参考に一度面倒な税金のお話と向き合ってみましょう!

リゾートバイト中の所得税は過払いしてるかも?

まずはじめに、所得税とは月に88,000円以上稼いだ時に発生するものです。

リゾートバイトはどんなに稼げない現場だったとしても月に10万はもらえる現場が多いのでその分、その月の給料から所得税が引かれます。

さらに、月に稼いだ金額が大きければ大きいほど所得税が高くなるので

給料明細を見てこんなに引かれるのか!と驚かれた方も多いんではないでしょうか。

 

しかし、ドカッと短期でがっつり稼ぐようなスタイルのリゾートバイトでは、その引かれてる「所得税」は過払いしてしまってる可能性があります。

 

所得税というのは最終的には年間を通じて稼いだ額で決まります。

年間の収入金額が103万円以下を下回る場合なら、本来所得税はかかりません。

つまり、リゾートバイトで月8万8000円以上稼いで所得税を引かれてしまっても

年の合計金額が103万円以下であれば所得税を払う必要はないんです。

 

例えば、このようにリゾートバイトをスポットだけ利用して留学やワーホリに行った場合。

それ以外でも、(趣味のために家に引きこもったりなどで)収入が0円だった場合。

年間に稼いだ合計金額が、リゾバの50万円だけだったと場合には所得税はかかりません。

過払いの所得税を取り戻すためには確定申告が必要

じゃあ払い過ぎた所得税は戻って来ないの?

 

リゾートバイト中に8万8000円を超える収入だったために引かれてしまった所得税ですが、年間を通じてみると所得税は発生しない金額。

この過払いした所得税というのは、そのままにしていても払い戻ることはありません。

何故なら、リゾートバイトの派遣会社で年末調整をしてくれる会社が少ないからです。

 

ですが、自分で確定申告をきちんとすれば過払いの(可能性のある)所得税を取り戻すことができます。

確定申告とはあくまでも「調整」なので、もしかしたら所得税の支払いが足りない場合もありこの場合もあるので必ずお金が戻ってくる訳ではないよ!

リゾートバイトでは、特定の月だけがっつりと稼ぐような働き方なので所得税を多く引かれてしまっていることが多いです。

なので、確定申告をする必要がない人でも確定申告はしておいた方がいいです。

リゾートバイトで確定申告が必要な人の条件

さて!リゾートバイトでは所得税を多く払ってるかもしれないというお話をしましたが

全ての人が「確定申告」をする必要のある人という訳ではありません。

ということで、ここからは確定申告をする義務がある人の条件をみていきましょう。

  • 給与の収入金額が2,000万円を超える場合
  • 2箇所以上の会社から給料をもらっている場合
  • 副収入の所得合計額が20万円を超える場合

(参考:国税庁ホームページより)

 

対象者①:複数の派遣会社を利用した方

リゾートバイトは、自分の好きな時に始めて、好きな時期に辞めてOK。

なので、長期でリゾートバイトをする人の中には、A社とB社を時期に分けて使い分けている人も少なくなりません。

例えば、時給が高いグッドマンサービスで仕事をしたけど、次はサポート力抜群なアプリリゾートを使ってみた、といったケース。

この場合、給料をグッドマンサービスアプリリゾートの2社から受け取ることになるので確定申告を行う必要が出てきます。

このように2つ以上の派遣会社を使った方は確定申告をする必要が出てきます。

対象者②:バイト掛け持ち中にリゾバで20万以上稼い

通常のアルバイトをしながら、サブの職場としてリゾートバイトを利用するいわば、「掛け持ちでアルバイト」をしている方も対象者です。

但し、給料の低い方の職場がリゾートバイトの場合、20万以上稼いでなければ確定申告は必要ありません。

 

腰を据えてパートタイムで働くアルバイト(バイト)先は、会社側で「年末調整」を行ってくれる所がほとんどです。(会社によってはしてくれない所もあります)

年末調整とは、給与から天引きされている所得税の過不足を計算して調整する手続きのこと。

つまり、所得税の帳尻を合わせる手続きを会社側がやってくれるので、自分で確定申告をする必要がありません。

 

一方で、GWや夏休みなどの短期間だけリゾートバイトを利用して20万以上稼いでしまった場合。

年末調整というのは基本的に1社でしかできないので、リゾートバイトで稼いだ分のお金は自分で確定申告をしなければいけないという訳です。

かざし
かざし
リゾバをしながらアフィリエイトやYouTube等で20万円以上の収益を出している人はその金額も確定申告の対象額に含まれるよ!

 

対象者③:学生リゾートバイターでも確定申告が必要なケース

学校の休みを利用してリゾートバイトをする学生さんも多いと思います。

普通のアルバイトを普段していて長期の休みだけリゾートバイトをしたケースですね。

 

その場合、以下の条件全てに当てはまる方も確定申告の義務があります。

  • 年間の合計収入が130万円を超えている
  • 2社以上でバイトを掛け持ちしている
  • サブのバイト先(給料が少ないほう)の年間収入が20万円を超えている

(参考ブログ:確定申告が必要な学生は?バイト掛け持ちの場合は注意!【税理士監修】)

専門学生や大学などの学校に通っていて、普段は固定のアルバイト先があるけど

夏休みや冬休みなど長期の休みを利用してリゾートバイトで2ヶ月間20万円以上

がっつり稼ぎに行くなんてこともあると思いますがこの場合も確定申告が必要です。

 

アルバイトを途中で辞めてしまった場合

勤めていたアルバイトを途中で辞めしまった場合にも、年末調整を行ってくれる会社がないので自分で確定申告をする必要があります。

リゾートバイトをした場合の確定申告の流れ

確定申告は毎年2月〜3月の1ヶ月間の間に行わなければいけません。

確定申告の流れは、以下の通りです。

①派遣会社から源泉徴収票をもらう

②確定申告の書類を作成

③住民票の住所管轄の税務署又は確定申告会場へと提出又は郵送

 

①派遣会社から源泉徴収票をもらう

確定申告には、「源泉徴収票」という書類が必要になります。

派遣会社に電話かメールで「源泉徴収票をください」といえば後日郵送されてきます。

 

仮に、派遣会社をA社とB社の両方を使って働いた場合は、少し面倒ですが両社から源泉徴収票を取り寄せてください。

源泉徴収票とは、「給与から予め所得税が天引きされた金額が書かれたもの」で給与明細とは違います。

源泉徴収の対象となる期間は、その年の1月から12月までなのでこの期間に働いた分が対象となるので予め頭に入れておいてください。

②確定申告の書類を作成

確定申告を行う際、所定の申込用紙の記入が必要になります。

書類の入手方法は3つ。

  1. 税務署や確定申告会場へ直接取りに行く
  2. HPから自分で印刷する
  3. 書類を郵送で送ってもらう

リゾートバイターの場合、近くに税務署がない場合が多いと思うので、②の自分で印刷して書くことが多いと思います。

なので、国税庁HPより申告書を自分で書く手引きこちらにあったので載せておきますね。

申告書などの用紙の送付を希望する場合は、自分の住民票を置いている地域所轄税務署に連絡すればOKみたいです!

▶︎リゾートバイトで住み込みで働く場合、住民票異動って必要なの?

③住民票の住所管轄の税務署又は確定申告会場へ提出又は郵送

源泉徴収票の入手と申込書の記入が完了したら後は提出するだけ。

提出には、マイナンバーが必要になりますので持参してください。

 

ここでの提出方法は2つ。

  1. 住民票の住所管轄の税務署又は確定申告会場に提出
  2. 郵送する

 

リゾートバイトをされている方の住民票は、一人暮らしのアパートか実家かのどちらかになると思いますが、

自分の管轄の税務署がわからない場合は、国税庁のこちらのサイトを使えば簡単にわかります。

確定申告書類を郵送するときの注意点

リゾートバイト中で確定申告書を直接提出することができない場合は、郵送が可能です。

源泉徴収票と申込書以外に、マイナンバーの写しが必要になりますのでそちらも一緒に郵送するようにしてください。

郵送先は、提出するときと同じ「自分の住民税が置かれた場所が管轄する税務署」になります。

管轄が分からない人は、国税庁のこちらのサイトをチェック!

 

A4サイズが入る封筒に<所得税確定申告書在中>と書いて郵送しましょう。

郵便局で「普通郵便」で120〜140円程度で送れるはずです。

確定申告を郵送で送る場合「信書」扱いになるから、第一種郵便物、または信書便物での郵送が必要みたい!
ちえ
ちえ
安心なのは追跡ができる簡易書留がオススメだよ!
かざし
かざし
分からなければ郵便局の人に聞いたら教えてくれるよ!

 

確定申告を郵送する際は、消印の日付が提出日になります。

締切日の当日に郵便局へ持っていっても大丈夫ですが郵送の場合、時間に余裕をもって提出するのが無難ですね!

 

源泉徴収票以外で必要なものは?

派遣会社から源泉徴収をもらい、申請書へ提出する以外に控除を受ける証明書が必要になります。

控除される額が多いほど、支払うべき税金も安くなるのでやった方がいいです。

  • 社会保険料(自分で国保加入や年金を払ってる場合)
  • 10万円以上の医療料
  • 生命保険料
  • ボランティア団体などの寄附金控除(ふるさと納税)

(money foward クラウドのHPより参考)

証明書の書類を提出することで以上の支払いがある人は控除があります。

これらはほんの一部なので、是非一度自分が該当するものがあるかどうかチェックしてみてください。

 

まとめ

多くのリゾートバイトの派遣会社では払い過ぎた税金を調整する、年末調整を行ってくれる会社はほとんどありません。

なので、以下の条件に該当するリゾートバイターは確定申告を行う必要があります。

  • 複数の派遣会社を利用して給料を受け取った方
  • バイトの掛け持ちで20万円以上リゾートバイトで稼いだ方
  • リゾートバイト中の副収入(アフィリエイトやYouTubeなど)で20万以上稼いだ方

 

他にも、学生であっても以下の全ての条件に該当する方は自分で確定申告を行う必要があります。

  • 年間の合計収入が130万円を超えている
  • 2社以上でバイトを掛け持ちしている
  • サブのバイト先(給料が少ないほう)の年間収入が20万円を超えている

 

他にも、確定申告の義務がない人でも確定申告はできます。

リゾートバイトでは月の給料が88,000円を超えることが多く所得税を過払いしていることもあるので

損をしない為にもめんどくさがらずに確定申告はしておくことをオススメします!

 

 

スポンサーリンク